コラム

2025.03.24

イケモトタツヤの授業日誌

イケモトタツヤ

イケモトタツヤさんによる小学校での図工のドキュメンテーション。「憲法があれほど自由に拡大解釈できるのなら、文科省の学者指導要領など如何様にも読める」とは本人の言。

イケモトタツヤの授業日誌🔗

イケモトタツヤ

プロフィール

イケモトタツヤ

38年間、公立小学校で教壇に立つ。小学校道徳の教科書に作品が採用されたことを機に、アーティスト名をイケモトタツヤと片仮名表記に改める。 ボサノヴァ・ユニット Salt&Uribossa として、mottos recordsを設立し、3枚のアルバムをリリース。2023年にはソロアルバム「Function」を発表。子どもたちのための合奏曲も数多く手がけ、インストルメンタルバンド Pruneの「夏のわすれもの」として結実する。世界を舞台に活躍するインクルーシヴバンドである大阪チャチャチャバンドの顧問に就任し、楽曲提供や支援にあたる。Saltというハンドルネームは、新約聖書の「地の塩」に由来する。 宇陀市の古い芝居小屋「喜楽座」を拠点にした宇陀キラ倶楽部としての取り組む。宇陀市コミュニティスクール実行委員会におけるワークショップなどの活動を行い、アートを核に教科横断型のカリキュラムを公立学校の中での制度化させることを目指している。 一方で、子どもたちが「ムカついてもキレないことばの指導」を探求。特に演劇によるコミュニケーションや俳句づくりに力を注ぎ、オリジナル脚本のよる演劇や句集を制作。 自身でも、歌詞とは独立したことばの表現として、詩集「聞き手のない対話」「生贄たちの 墓標」歌集「Nuts」を上梓。宇陀市で始めた俳句のワークショップも2年目に突入した。 退職後、大宇陀小学校非常勤講師として2年間図工専科を担当。2023年奈良町家の芸術祭「はならあと」の公式ポスターを子どもたち121人が担う。同年、宇陀松山華小路の音楽とデザインを担当。彫刻家の諸熊仁志、ウクレレ・ギター奏者の内藤翔とともに手掛け話題を呼んだ。環境や空間に置く音楽、絵画や彫刻展示に添える音楽を探求中。